合格祈願の願いを込めたパッケージデザイン
香川県・滝宮天満宮さまの「合格米」パッケージデザインを担当しました。
滝宮天満宮は、学問の神様・菅原道真公を祀ることで広く知られ、受験生やそのご家族から深く信仰されています。
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この合格米は、滝宮天満宮さまで特別に祈願されたお米。
「受験生とそのご家族を優しく応援したい」という想いを、縁起の良い意匠で表現しました。
パッケージを手にした瞬間から、受験という大切な挑戦を迎える学生の皆様やそのご家族がこの合格米から希望と力を届け合格という喜びに繋がることを願っています。
▼point
デザインは、未来の輝きと成功を願って金色をベースに。
中央には、滝宮天満宮を象徴する梅の花を、しめ縄のような飾り枠に仕立て、神聖さと強い祈りを表現しました。
さらに、今年の干支である「巳(へび)」をモチーフにした水引を添え、知恵や再生を象徴する意味を込めています。
合格米が、受験を迎える方や支えるご家族の心に、そっと力を届けますように。
そして春には、笑顔で桜の下に立てますように──。
大将の勘どころ、七割に凝縮
香川県さぬき市津田町に店を構える【みち潮】様より、新商品の「大将の七割ポン酢」「大将の七割たまり醤油」のラベルデザインをご依頼いただきました。
▼concept
コンセプトは「力強さと親しみやすさの両立」。 伝統を感じさせる味わいと温かな人の心が交わる「みち潮」さまの店舗イメージを、調味料としても表現したいという想いをベースに設計しました。
太筆による筆文字風のデザインは、熟練の技と商品への信頼感を視覚的に訴え、朱色の手形は職人の“手仕事”から生まれるぬくもりと、地域に根差すお店の顔としての存在感をシンボル的に演出しています。
▼point
ラベルはシンプルながら見やすさを重視し、中央には商品名を大きく配置してひと目で商品内容が伝わるよう仕上げました。ポン酢には白を基調とした爽やかな印象を、たまり醤油には濃紺の背景を用いて深みを演出し、それぞれの味わいの特徴を一目で感じ取れるようにしています。
朱色の手形はシリーズ共通のアイコンとして、ブランド全体に統一感と視覚的な印象を与えつつ「手作りの安心感」を伝えます。さらに瓶に巻かれた状態での視認性も考慮し、遠くからでも認識しやすい文字サイズや配置バランスにこだわりました。